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畳の厚みについて

皆さん、こんにちは。

京都は亀岡の畳屋、龍頭畳店です。

新型コロナウイルスによる2度目の非常事態宣言も、ようやく京都は解除されました。ワクチンも医療従事者の方々から摂取が開始されだしましたが、早くみんなが接種できるようになってもらいたものです。

さて、今回の話題は畳の厚みについてです。皆さんは畳の厚みがいろいろとあるのをご存知でしょうか?通常、畳の厚みはだいたい55mmから60mmの間です。しかし、近年では畳の厚みは薄いものから分厚いものまで、多種にわたっています。

以前は、家に段差があって当然でしたが、近年では家がバリアフリー化がされ、リビングからとなりの和室に行くのも段差がない家が増えてきました。廊下から畳の部屋に入るのも段差がないという場合もあります。そういう場合に薄い畳を用いてバリアフリー化をしたりしています。

そんな、いろんな厚みの畳を紹介したいと思います。

目次

用途に合わせていろんな厚みの畳ができます

通常、畳の厚みは55mmから60mmくらいの厚みがありますと前述しました。いまだに尺貫法を使っている畳の世界では、一寸八分から二寸の厚みということになります。例えば、茶道で使われている茶室畳などは55mm(一寸八分)の厚みになります。
一番薄い畳はというと、まだ当店は使ったことがないのですが、10mmの厚みまで薄くできるそうです。
それから、だいたい5mm間隔くらいで厚くしていけます(厳密にはもう少し細い間隔でできる)。

薄い厚みの畳(15mmの厚み)

薄い厚みの畳

添付した画像の畳は厚み15mmの畳です。バリアフリー化でよく見かけるようになったのはこのタイプです。他にもよく見かけるのは置き畳です。フローリングの部屋にこの厚み15mmの畳を置いて簡単に和室が作れるってことで人気になっていますね。

薄い厚みの畳(30mmの厚み)

厚さ30mmの畳

これはちょうど中間くらいの厚みの畳です。ハウスメーカーさんなんかの仕様はこのタイプが多いんじゃないでしょうか⁈これは縁無畳ですが、もちろん縁付き畳もできますよ。
先日も、分譲マンションの新畳への入替をさせていただいた時も、この厚みの畳でした。もちろんバリアフリー化してあり、リビングとつながっている和室でした。

分厚い畳(60mmの厚み)

厚い畳

これが通常の厚み畳です
腰掛けの長椅子にはめ込んであった畳なので細長いです。しかも、日焼けして畳表の色も変わってしっていますが、これを納品するわけではありません。あくまで、畳厚みの参考に撮った写真です。

一言で畳と言ってもいろんな厚みの畳があるんです。

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